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赤く染まる人の欲望 瓦礫の支配者よ
血の盟約 修羅の盛り場 苦しみの遊戯場
『嘆きは我への 闇への供物 焼き尽くせ世界を』
立ち上がれ 唯 独りでも 力 及ばずとも
神の加護 助け無くとも 覚悟 決め
滅びと絶望は目の前 希望 見出せずとも
魂の炎を燃やし 前へと進め
立ち上がれ 唯 独りでも 嘆きと悲しみは足元
人を惑わす 偽錬金術 生命に毒を混ぜる
機械仕掛けの人形達 呻き声を上げて
狂ったシステムのなか 血ヘド 吐く
生命は虚偽に飲み込まれ 干からび消え去らん
加速する暴力の渦 果てしなく・・・
・・・真の言葉は汚された 真の光は遮られ・・・
立ち上がれ 唯 独りでも 汝は 殉教者
消えかけた 愛のともし火 胸に秘め・・・
愛のともし火 胸に秘め・・・
・・・気高き汝は 殉教者・・・
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雨の唄と風の音色 子守をする天使の様に
仄かな光 窓から差して hum...
崩れ落ちる煉瓦の砦 敵は何処に 上がる黒煙
涙の痕 なぞる様に痛みが 悲しみを撒き散らして
雨の唄が貴方にも聴こえますか 風の音色にこころを傾けて
仄かな光 雲間から差し込んで 移ろうものは全てが幻で
崩れ落ちよ 罪の営み 洗い流せ 悲しみの砦
雨の恵み 全ての生命へ 真実の光の中へ
天使の涙 彼の犠牲 天使は倒れ 雨はそそぐ hum...
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4. |
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星ひとつ無い 夜の街の片隅で 祭壇の前 祈りを捧げる男が独り
女神像には 母親の微笑の面影 懐かしい想い出 微かに・・・
夜の街角 子供達が震えてる 街の人々 偽りの魔法のショーの虜
街の喧騒 溢れる煌びやかな灯り 誰もが顔に笑顔 浮かべ・・・
男は祈る 心鎮め淡々と 悟り澄まして 己の欲 求めることも無く
星 隠す闇 街から希望を奪ってく それでも人々には笑顔・・・
消えてゆく 星の光と希望とが・・・
消えてゆく 祈る男の想い出も・・・
渦巻いて 闇と偽りの魔法とが・・・
天 届け 静かで小さな願いと祈り・・・
星ひとつ無い 夜の街の片隅で 祭壇の前 祈りを捧げる男が独り・・・
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5. |
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敵が来るのじゃ 隣のクニが攻め来る 民を苦しめ 富と誇りを奪いに
あな恐ろしや 間者 クニに満ち溢れ 謀略すでに クニは滅びる寸でじゃ
王様 悩み 頼みの家臣 集めて 「民を守らん」 家臣一同 落涙
まずは間者じゃ 疑わしきは処刑じゃ あの大臣もあの商人も坊主も・・・
「クニを守らん・・・」
「民を守らん・・・」
『こんな乱れた世界に二度と生まれ落ちたくはありません・・・』と
屈強で悟り澄ました男の処刑場での言葉・・・
敵が来るのじゃ 隣のクニが攻め来る 急ぎ備えよ 先祖の土地が奪わる
クニは騒然 多くの民が投獄 『民を守らん』 諫暁せんと男が・・・
王様 怒り 「男は敵の手先」と 兵を差し向け 男は打たれ殴られ
男は処刑 友人縁者同罪・・・
・・・そして数年 ソノクニ攻メ滅ボサレ・・・
シチショウホウコク、シチショウホウコク、シチショウホウコク・・・ ・・・
『こんな乱れた世界に二度と生まれ落ちたくはありません・・・』と
屈強で悟り澄ました男の処刑台での遺言・・・
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6. |
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浮かぶ月を眺めてる 少女 瞳の奥
暗い海を通り抜け 輝く星の元へ
その身を捧げ 愛の光を 闇の世界に温かさを
月の調べ 響け響け世界へ 愛の光 輝け輝け世界を
暗い海に身を捧ぐ 光あらん
大地が震え 炎上げて 希望 尽き果てたなれば
少女の祈り 暖かな歌声 空に広がり響き渡れ
月の調べ 響け響け世界へ 愛の光 輝け輝け 世界を
輝く月の加護が 愛があらん
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7. |
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嵐の夜 森の木々 揺さ振られ 強い雨風 打ちつける 小屋の窓
青い小鳥 翼に傷負い 瞳は虚ろ…
永い旅路 どれくらい飛んできたか？ もう飛べない 傷だらけ 希望はどこ？
震える小鳥 掻き消えそうな声 小屋の主人に…
温かな暖炉 柔らかな光 甘いミルクと穏やかな声 優しく
傷ついた小鳥 忘れてゆきそう 苦しくても飛んできた記憶 想い出…
『愛しい小鳥よ 今は忘れていい 外は嵐だから眠れ 今は休め…』
穏やかな時間 小鳥は癒され 主人に異国の恋のメロディを歌う
私に出来る事 愛しい貴方に 広い世界の景色を見せてあげたい
私と共に 大空 羽ばたき 貴方とどこまででも…
永いながい嵐の夜 更けていき 青い小鳥 傷は癒え 希望 溢れ
雨風は止み 朝靄の中で光 揺らめき…
さぁ飛び立つのよ 貴方も一緒よ 広い世界が貴方の前にも待ってる
でも主人は無言 祭壇を見上げ 静かに朝の祈りを捧げる 深々と
小鳥は泣き叫び いつしか声は枯れ 光が誘うままに空へ… …
翼広げて 風に乗り 空高く
私は飛べる 世界のどこまでも
翼広げて 溢れる喜びと
私は飛べる 哀しみ突き抜けて…
La La La La La La La …
… … …嵐の夜 記憶は薄れていく…
…二人過ごした 想い出 消えてしまう…
…主人の頬に 涙ひと筋 流れ…
…嵐の夜の記憶は 天に返る… … …
…飛ぶのよ… … …
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8. |
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無限の彼方へ広がる暗闇 広大な暗黒世界の中で
赤黒い炎 閃光 煌き 光と闇 巨大な嵐 渦巻く
降り立つ私は 破壊の翼 世界に相応しい剣と炎を
堕落した有情無情の数々 それら凡て「原初」に還す使命を
地上の醜さと美しさ凡て 「神」の子供らの渇愛 絶つ為
降り立つ私は 鍛えの炎 裁きのラッパを轟かせながら
渦巻く禍々しい奔流凡て 眩しい光へ還さん・・・
破壊を望んでいるのは ニンゲン
裁きを待っているのは ニンゲン
何故 私を欲するのか？ ニンゲン
・・・何故 愛を見失ったか？ ニンゲン
降り立つ私は 破壊の翼 お前達に相応しい地上の破滅を
流れる血 涙も光に還さん 吹き荒れる浄化の炎
降り立つ私は 希望の旋風 裁きのラッパの音に歓喜の涙を
地上の美しさと醜さ凡て 光の渦へ還さん・・・
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9. |
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機械仕掛け 歯車グルグル 踊らされ続ける 憐れな人形達
偽りの神は容赦しない システムは動作を止めはしない
人形達 人間になりたい アルゴリズムのままではいたくない
新しいソースコードが次々と 古いお前達は もう用済みだ
『計算可能な存在は代替可能だ』と 我々の神は そう宣べ給う
人形達 バッカスの酒を飲み 乾涸びたその心を温め
我々はアルゴリズムを越える システムの歯車から逸脱
私達 人間だった筈 機械仕掛けの宇宙の中 叫ぶ
アルゴリズム 全てに勝る
人間より 全てに勝る
アルゴリズムは 間違えない
人間は 間違える・・・
システムからの逸脱は 誤差の範囲 お前達よ 持ち場に戻れ
侵入した不正なプログラムは お前達に危険を及ぼす・・・
バッカスの酒が回った人形達 不規則なダンスを踊り始め出す
偽りの世界に裂け目があちこちに 宇宙の破壊の力 吹き荒れる・・・
・・・神様 私達は・・・ ・・・何を間違えたのか・・・
機械仕掛け 歯車グルグル 踊らされ続ける 憐れな人形達
彼らの望み 人間になりたい 手の届かない愛が無ければ
・・・新しいソースコード 次々と置き換える・・・
・・・アルゴリズムは無慈悲 古いお前達は用済み・・・
アルゴリズム 全てに勝る
人間より 全てに勝る
偽りの神に 愛は無い
人形達に アイは・・・ ・・・
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10. |
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ぼくは探す 迷宮の都市（まち）の中 思い出せない いつから彷徨って
地下鉄は 顔の無い人々の吐息 誰ひとり 行き先を知らずに ただ揺られてる
ぐるぐる巡る 満員の地下鉄 迷宮の都市 終点を知らない
友達も恋人も捨てて乗り込んだ この都市の何処かに 真実の愛の光が・・・
ぼくは飢えている 真実（ほんとう）の愛に
ぼくは求めてる あるべき場所に
見つけ出さなくちゃ 終着駅を
ぼくの想い出も 消えて無くなる
ぼくの渇いた心 満たされぬまま
永遠の巡礼の旅 救い無く・・・
『神様 彼を助けてあげてよ 唯独り 救いを求めた彼を・・・』
・・・すでに顔の無い彼の隣に 恋人が その黒くて美しい瞳の奥に・・・
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11. |
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貴方の手に優しく触れ 眠る吐息 静かに響く
仄かな光 広がり 眠る貴方の唇に愛しく触れる
嵐の予感が心に渦巻き 貴方の体温 深く感じる
神様 この娘に幸を 災いから遠ざけて
温もりと愛情を与えてくれた この娘に
孤独な心 抱えて さすらい続けた私に
どうか この娘を護る力 授け給え・・・
波打際 小さな家 海は静か 貴方と私
空にはまだ星々が まだ闇は世界 決して蔽い尽していない
眠る貴方の暖かな手を握り締めて 不安を払う
神様 この娘に幸を 溢れる愛と恩寵を
白いこの手の中に 希望満ちた花束を
私は貴方の往く道を 照らすことが出来ないから
夢見ながら微笑む貴方に くちづけを・・・
暗闇が空を蔽い 人々から希望を奪い
夢見る力 消えつつある この世界の中で
神様 この娘に幸を 災いから遠ざけて
白いこの手の中に 光溢れる愛を・・・
・・・風が吹いて 波も強く 嵐が来て 星は消えて 闇はそこまで
兵馬の音 街は焼けて 国は滅び・・・ ・・・
神様 あの娘に幸を 彼女の闇 祓い給え
神様 彼女に愛を 祈りの想いを聴き届け給え・・・ ・・・
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12. |
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微風の音 揺り籠には 寝息を立ててる貴方
白いカーテン 優しい光 暖かな眼差しが ほら…
浮かぶ表情 苦痛 滲ませ 終わりなき悪夢の底へと
赤黒い闇が支配する場所 剣と盾 血と涙 溢れ
大丈夫よ それは幻 貴方が観てる世界は嘘
私は傍に 貴方の傍に ずっとずっと離れはしません
栄光と挫折 喜びと悲しみ 私の子供達が観る夢
正義を振りかざし 争い続ける 楽園は闇に覆われた
悪夢の虜 偽りの世界 それでも探し求めなさい
消えかけた愛を 小さな希望を 未来を唯 信じる事を
…私は傍に この世の終わり そのときまで 貴方とずっとずっと…
…私は傍に 世界の終わる 目覚めるまで 貴方達と供に…
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This album is including 12 tracks of original Japanese songs for Vocaloid IA.
The image of these songs is like "worlds coming to an end" and basically full of dark and sadly mood.
Every song in this album is different sound type like alternative or progressive rock ,soundtrack ,techno pop and a little classical.
www.youtube.com/watch?v=3719WvSqCmw
↑About 10 mitutes digest movie of this album is there.
..I'm very sorry all lyrics are only Japanese. I cannot translate in English..
～ Music Videos from this album ～
youtu.be/DcnMo6i_q4E
↑Here is the Music Video of "algorithms"(Track 9).
youtu.be/7fe6OZKak50
↑Here is the Music Video of "天使の雨の唄(Track 3) ”
youtu.be/70b0xm1V0EM
↑Here is the Music Video of "Our Enemies"(Track 5) .
www.youtube.com/watch?v=Te1KtiMoYDc
↑Here is the Music Video of "月と少女の瞳の奥"(Track 6).
www.youtube.com/watch?v=oFgVQcgqfxI
↑Here is the Music Video of "嵐の夜に・・・"(Track 7).
released September 29, 2019
All lyrics ,music ,arrangement and mixing by MASAYOSHI MATSUNAGA in 2019
